防災コラム
マンションは要注意 地震のあと、なぜトイレを「すぐ流しちゃダメ」なの?
- 公開日
- 2026.02.10
地震のあと、マンションで意外と起きやすいトイレのこと
地震が起きて、「断水してないかな?」「電気は大丈夫かな?」と心配になりますよね。でも、マンションや集合住宅で特に気をつけたいのが排水管のトラブルです。
見た目では何があっても、建物や地下にある排水管が、揺れたりズレたり割れたりしていることがあります。この状態でいつも通りトイレを流してしまうと、大きな問題につながることがあるのです。
どうして「すぐ流してはいけない」の?
マンションのトイレ排水は、各部屋から集まって一本の排水管を通り、下水へ流れる仕組みになっています。
排水管のどこかが壊れていると、いつかのことが起こる可能性があります。
- 流れた汚水が途中で漏れて、床下や壁の中に広がる
- 階下の天井や部屋に汚水が落ちてしまう
- 別部屋のトイレや排水口から汚水が逆流する
汚水がいっぱいと、いやいや衛生面の問題だけでなく、片付けや修理にも時間がかかります。住民同士のトラブルに発展してしまうことも少なくありません。
「水が出る」=「使っていい」ではない
よくあることですが、「水が出るならトイレも使えるはず」という考え方です。でも実際には、夢と排水は全く別です。
水が出ていても、排水管が大丈夫とは限りません。 排水の安全が確認できるまでは、トイレを流さないことがとても大切です。
集合住宅は一人の判断が被害を広げる
マンションでは、一人が「たぶん大丈夫だろう」と流れてしまうことで、被害が一気に広がることもあります。
部屋は大丈夫でも、排水管は建物全体でつながっています。
管理組合の防災トイレ備蓄がカギ
そこで重要になるのが、管理組合としての防災トイレ備蓄です。
管理組合で用意しておりますので、このような特典があります。
- 排水を使わない非常用トイレを住民が使える
- 「地震のあとは流さない」という共通ルールを伝えやすい
- トイレが原因の二次被害やトラブルを防ぐ
平時の備えと周知が安心につながる
地震が起きた直後は、誰でも冷静な判断が雄弁だ。
マンションの防災トイレ対策は、ただの備品準備ではありません。建物と住民、そして日常生活を守るための大切な防災対策なのです。

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