アウトドアとトイレの問題
防災ブログ2021.08.29近年、富士山が世界遺産に登録されてこともあり、山登り・キャンプといったアウトドアがブームになりつつあります。 そこで忘れてはならないのが山やキャンプ場などでのマナーです。
とりわけトイレについてのマナーは重要視されており、し尿やお尻を拭いたポケットティッシュなどが放置されるということが多くみられます。 そのため、現在は簡易トイレを持参するなどして持ち帰ることが必要になってきています。
屋久島でのトイレに関する取り組み
世界遺産「屋久島」ではその素晴らしい自然を体感したいという観光客が激増し、貯留式のトイレの回収作業が追いつかなくなるという事態が発生しました。
また、設置されているトイレだけでは、対応できずに、トイレ外で行われた排泄により、ポケットティッシュなどの非水溶性のティッシュが山に放置され土壌を汚してしまったり、水場に大腸菌が流れこんで水を飲めなくなってしまうなど様々な問題を引き起こしかねない状態となりました。
そのため、屋久島では、トイレの改修・整備を進めていくにあたり、従来の貯留式のトイレに加えて、携帯トイレ使用を実施しています。
現在、屋久島ではサニタクリーン便袋のアウトドア適合品を使用して頂いており、携帯トイレ向けのトイレブースが数多く設置されています。
アウトドアでの導入実績
世界遺産である屋久島をはじめ、全国25ヶ所の自治体(山小屋含む)と3ヶ所の山小屋から環境保全の携帯トイレとして採用をされています。初めて環境保全用携帯トイレとして導入されてから10年以上経過していますが、山での携帯トイレの重要性は増す一方です。
また国外では同志社大学チベット・ヤルツァンポ河源流域学術登山隊がロンライカンリ峰へ初登頂に挑んだ際にも使用され、持ち込んだ数全てを持ち帰ったという歴史があります。ヒマラヤのような極地でも十分な機能を発揮することが実証されています。
自然の雄大さ、美しさの虜になってアウトドアに目覚めた方も多いと思います。そのときの感動を、他の人にも、そして次世代にも引き継ぐため、アウトドアでは使い捨てトイレを必ず携帯しましょう。
お客様の声
M・Tさん/女性
- かさばらず使いすてで使いやすい
- 登山時のトイレで、山を汚さないようにしたいと考えていました。以前の登山で同じ様なものを使いましたので、福祉機器展で実物を見て、迷わず購入しました。かさばらず、使用した感想としても使いすてでよいと感じました。
H・Mさん/男性
- 冬山でも破れない
- ウィンタークライマーズミーティング(冬山での岩壁登攣をする催し)を開催するにおいてトイレが課題でした。30名が活動しても自然環境をクリーンに保つにはどうすればよいか……。その中でサニタクリーンをネットで知って即購入。使い勝手、軽量であること、値段などなかなかよかったです。冬山で使えるか多少心配もありましたが、実際に破れたことはありません。収納パック(※超防臭チャック袋)も強度があり安心。今では常備品としています。
H・Hさん/女性
- 使いやすくニオイも気にならない
- 大勢でトイレのない・使えない山へ行くときにどうしたらよいか悩み、インターネットの検索でサニタクリーンを知り即購入しました。コンパクトで荷物にならず、また使用感も使いやすくニオイも気になりませんでした。そのままでも、便座にかけても使えるのも良かった。
H・Yさん/男性
- 山歩きのトイレに便利
- 山歩きをしているときトイレをどうするかが悩みでした。スポーツ用品店で見て即購入。携帯しやすいサイズに折りたたまれており、ザックにうまくおさまります。山中に広げると腰まで隠れ、まわりを気にせずトイレができます。尿は吸収され、袋を閉じ、専用バッグ(※超防臭チャック袋)に収納すると臭いを感じないので、そのままザックにいれておけるため、満足しています。
T・Sさん/女性
- アウトドアにも災害時の備えにも
- 汚れていることの多いキャンプ場のトイレを子どもに使用させたくなくて、良い商品を探していたところ、ホームセンターで見つけてすぐに購入。その後ネット検索で追加購入しました。アウトドアで使用するのに緑色の袋が変に目立たず良かったです。使用感もとてもよく、アウトドア用の簡易便座と組み合わせて使用。災害時の備えにもなるし、人間ドックでバリウムを飲んだ後も使用しています(詰まる心配がなくなり助かっています)。