災害時のトイレ問題を考える

防災ブログ2021.09.16

「災害時の備え」「防災グッズ」と聞くと、皆さんはなにを思い浮かべるでしょうか?

食料や水の備蓄、停電時の照明や発電機、避難所での防寒対策……。

ところでその中に、「トイレ」は入っていましたか

災害は一次災害だけではない

災害が発生した時、生命・身体、住居などに大きな危険が及ぶ「一次災害」に目が行きがちです。
もちろん一次災害は甚大で、失われるものはあまりにも大きい。だからこそ、「防」災を議論することに意義があります。

しかし、災害の脅威はそれだけでは終わりません。

幸いにして大きな難を逃れられたとしても、断水や停電など、ライフラインが長期間に断たれてしまうこともあります。
むしろ、一般人である私たちは、長期化する「二次災害」への備えこそが重要です。

そしてその中でも、あまり知られていない、けれど現実的に大きな問題となるものが「トイレ」です。

災害時に断水や停電が発生すると、水洗トイレも使えなくなります
想像してみてください。どのようなことが起こるか……。

トイレや排泄に関する話題を、私たちはどうしても避けがちです。
しかし、だからこそ、このブログにたどり着いた方には知ってほしいのです
過去の災害時にどんなことが起こったのか。
そして、そこから私たちはなにを学び、どのような備えができるのかなのか。

当記事の内容は、「日本トイレ研究所」発行のパンフレットを参考にさせていただいています。
当時の写真や調査資料も掲載されているので、ぜひ合わせてご覧ください。

現場の声から学ぶ災害時のトイレ

災害時のトイレ事情

災害時には水洗トイレが使えなくなるということを、まず大前提に考える必要があります。

水洗トイレが使えなくなる


災害時に断水が発生すると、当然ながらトイレの水が流せなくなります。
また、ビルや集合住宅では、停電やトイレ用設備の損傷などでも水洗機能が使えなくなるケースがあります。

トイレを使っても流せない、その結果……。

  • 排泄物の放置(→衛生環境の悪化)
  • 汚物の手作業での汲み取り
  • 有志による水の運搬
  • 「詰まり」の発生による、使用不可の状態の長期化

これはご自宅でも避難所でも同じことです。

特に避難所では利用人数が多くなるため、大小便の堆積への対応は、過去の事例でも、災害発生後の喫緊の問題として挙げられていました。

避難所の課題

ここで、避難することを想定し、避難所となるお近くの学校や公民館などを想像してみてください。

  • 数が足りない
  • バリアフリーへの課題

人の集まる場所とはいえ、災害時に避難する人数と比べると、トイレの数が潤沢とはいいがたいところがありそうです。

また、和式トイレが中心の施設も多く、ご高齢の方や障害のある方など、和式トイレの利用が難しい方への対応は特に課題となります。

過去の災害時には、土を掘って簡易トイレをつくったお話などもあります。しかし、汲み取り式のトイレを利用したことのない年代の方が増えている今、利用を躊躇してしまう気持ちも、わかる気はします。

悪化する副次的問題

災害の規模が大きいほど、ライフラインの復旧にも時間がかかります。
トイレ問題が長期化すると、避難所等も「劣悪」な環境になり、健康への影響や精神的ストレスも大きくなります。

衛生環境の悪化


排泄物が「汚い」とされるのは、それが食中毒や感染症の原因となるからです。
堆積・放置された排泄物は、当然に感染症の温床になり、さらには虫や悪臭など、衛生環境の大きな悪化をもたらし、医療の逼迫なども招きます。

水分不足による健康への影響

このようにトイレ環境が「劣悪」になってきてしまうと、トイレに行きたくなるのが怖くて、水分を我慢する人も増えてきます。

その結果、脱水症状やエコノミークラス症候群、免疫力の低下による感染症への罹患など、命に関わるような健康問題にも発展してしまいます。

今だから、真剣に想像しよう

皆さんは、トイレに1日何回くらい行きますか?

だいたい小は5回程度、数時間おきにトイレに行っているのではないでしょうか。そして大のほうも、1~3日に1回はあると思います。
災害発生時でもこれは同じことで、トイレが使えなくとも排泄は必ず必要になります

我慢はできないし、我慢をすることでより深刻な健康被害につながってしまう。

だからこそ、「備える」ことのできる間に、なにができるのか、どうしたらよいのかを、真剣に考え、伝えていきたい。
そのために私たちは、この「防災トイレ館」というサイトを立ち上げ、特にご家庭向けのトイレの備えを普及させるために、販売代理を行うことにしました。

災害時のトイレ問題の一つの答えは、「使い捨てトイレ」の活用です。

単純にビニール袋に用を足すだけではなく、吸収・凝固剤を使って固められるものも増えており、オムツやペット用トイレのようなもの、と考えると、処理の心配も軽減されるのではないかと思います。

防災トイレ館でおすすめしているものは、ご自宅のトイレにかぶせて使える使い捨てトイレ「サニタクリーン」です。
その特長や利用方法を通じて、災害時のトイレ問題を考え、万が一のときでも「用が足せる」安心に備えてもらえる一助となれば幸いです。

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